山口修源先生と出会う前の話を少しだけ
その意識変容体験があって、 チベット密教の神秘体験についても、チャネリングについても そんなものは錯覚だ、幻覚という病的状態だと決めつけるのではなく、 興味深く眺めていました。 そんなこともあるかもしれないなあと、 「チベットのモーツァルト」読みました。
ばっちい感じが苦手なので、麻原にひかれることはありませんでしたが、 ショ、ショ、ショ、ショショショショ・ショ〜コ〜 は 不覚にも選挙中に口ずさんでしまいました。
中沢本の読者だった私も危うく中沢新一に騙されるところでした。
中沢新一はあれを真に受けるなんてと浅田彰との対談で舌を出していましたね。
浅田:中沢さんでさえ、この現実と違う世界をエキゾチックに描き出して若者たちを誘惑したとは思わない。一見そのように読める部分でも、それは本当はユーモアをもって書かれていて、『よくこんなこと言うぜ』と言って笑いながら読めるようになっている(笑)。そんなこともわからないやつは、単なる馬鹿でしょう。
中沢:笑いのために書かれた本が生真面目によって誤読されてしまう不幸はドンキホーテの昔から、防ぎようのないことです。
--『諸君!』1995年8月号対談「オウムとは何だったのか」--
お話しになりません。