昔話 参拾
山口修源先生と出会う前の話を少しだけ
友人は電話の度に熱く語っていました。
なんでそんなに熱心になるのか、今一つピンと来ませんでした。
私は日常生活に不満は特にないし、小金もって、車やバイクを転がして、たまに女の子とデートできれば別にいいやと思っていました。
あんたは性格が悪いから「人間改造講座」をやりなさい!はかなりぐぐっと効きましたが、 他人様からそんなこと言われたことがなかったので、強烈でした。
それでも春に本の紹介を受けて、秋ぐらいまではのらりくらりとしていました。
入会案内を取り寄せる決定的な一言は、
「山口修源先生は理に通じておられる。あなたの総ての疑問にお答えになることができる」だったと思います。
この友人、強欲な私のつぼ(劣等感)をよく押さえています。