昔話 参弐
山口修源先生と出会う前の話を少しだけ
紹介してくれた友人によると、私は「おまえが気功ができるなら俺にも出来る」と言って入会したことになっていますが、私としては大丈夫かどうか、この眼で確かめてやるという気持ちでした。
私は団体に所属するということがすごく苦手だったのです。 本来、勝手気ままにしたい性格なので、団体に所属することのデメリットばかりに目が行きました。
いろんなしがらみができて勝手気ままにできなるなるのは耐えられません。
当時はそんな先入観がありました。 自分が何を選ぶのか、自分の人生をいかに真剣に生きるのかについては、 厳しいなあと感じることもありました。
入会申込書を前に延々と躊躇しながらも、まじめにやっていけるのだろうか、 迷惑をかけてしまわないか、本当に書いてよいもかどうか逡巡し、 やっとの思いで申込書を書きました。