山口修源先生 有難う御座います

山口修源先生に教えを受けて30年、日々の感謝の憶いを綴ります

昔話 伍

山口修源先生と出会う前の話を少しだけ
「這い上がるよりも正気を失ってしまった方が楽ではないか」と思うほど、私は追い詰められた状況にいました。

しかし、表面的にはおっちょこちょいで冗談ばかりのひょうきん者として振る舞っていました。暗い印象は与えませんでした。私はいわゆるお調子者だったのです。

暗い部分を隠すために明るく振舞っても、楽しくはありませんでした。悩みから抜け出すために頭を抱えても解決策は見つかりませんでした。出口のない迷宮のようでした。

言葉通りの意味で、下手に考えても何も解決しません。しかし、この思い悩みから抜け出せない時期があったからこそ、現在の自分が「考えること」や苦しみを感じることに対して理解を深めることができました。それは山口修源先生との出会いのおかげです。もし山口修源先生と出会っていなかったら、私はただ悩みを抱え、悩みや欲に振り回される人生になっていたでしょう。

私はかつての思い悩みを否定しません。むしろ、その経験が私の人間としての成長を促したと肯定的に捉えています。さらに、この体験が他の悩む人たちに役立つこともあるかと思い、このブログを書いています。