昔話 参陸
山口修源先生と出会う前の話を少しだけ
当時、気功教室ではじめに習うのは「気感を得る」ということだったと思います。
気の球を作るやり方や、ペアでやる方法、皆でゲーム感覚でやるものなど様々でしたが、私は、立って行う「立功」・「丹田呼吸」が好きでした。
私が最初に手のひら等で気を感じるようになったのは、徐々にではなく、突然感じるようになりました。
それは不可思議な感覚で、本来の意味で、感覚器官が一つ増えたような感触でした。 はじめは気の有無、気の大小の量、そして気の質感みたいな感じで広がってきました。
クラスの仲間に聞いてみると、始めから気感があった人や、段々と感じるようになった人がいました。
気を感じるようになるということは、個人に因って千差万別、 個人の分だけ、気の感じ始め方があるのかもしれません。